ue5.4の感想とvrm4uで髪が動くようになっていた話
ue5.3
からue5.4
にupdateしてみました。結論からいうと5.3をおすすめします。
色々なバグがありました。具体的には以下のとおりです。
- 飛行するとカメラがモデル内部に入り込む / ABP_flying, apply additive, scale
- 飛行の上下左右の向きが反映されない / ABP_flying, rtg
- package buildすると髪の毛が動かなくなる / BP_Player
こちらで解説しています。
この中でbuildすると髪の毛が動かなくなる現象について解説します。
今回の話はvrm4uをupdateすると髪の毛が動くようになっていたことから始まります。
昔は動かなかったのですが、いつの間にか動くようになっていました。リターゲットしたアニメーションを見てみると内部に髪が入りこまないようになっていたのです。
しかし、喜んだのもつかの間でpackage buildすると60秒後くらいから動かなくなります。これはstandaloneから確認してください。
色々な方法で回避することは可能です。例えば、mapにBP_Player
を設置してevent tickでadd child actor
することで持続的に動くようになります。ただこのような解決策は本筋ではありません。
現状ではKawaiiPhysics
を使って髪を動かしたほうがいいと思います。