update : 2023-12-01
2023-12-01 / @syui

bluesky

blueskyの日常

Bluesky Advent Calendar 2023

blueskyのアドベントカレンダー、1日目の記事です。

blueskyの日常はどのようなものでしょう。この記事では個人体験に基づきblueskyの感想を書いていけたらと思います。

私が感じているのは以下の3つです。

    1. 個人の日常を投稿する人が多い
    1. アクティブな人が多い…例えば、likeする人が多い
    1. 新しいものにポジティブな人が多い

現在のblueskyは大体このような特徴があると思います。

アクティブな人が多い

まずは私がイラストを投稿した時のlikeを最新の投稿に基づき調べてみました。イラストに限らずlikeしてくれる人は、blueskyが圧倒的に多いという結果になりました。みなさん、ありがとうございます。

sns like
mastodon 0
twitter 3
bluesky 73

ちなみに、twitterの3のうち2つはblueskyにいる人がlikeしてくれたものでした。

これは、たまたまでしょうか。もし私がtwitterの有名人だったら結果は違っていたかもしれません。

したがって、この点についてblueskyで印象に残っている話をしていきたいと思います。

blueskyで昔こんなことがありました。

ある界隈で有名な人がblueskyにやってきました。

その人が誰かをフォローすることはなく、他の人の投稿をlikeすることも、reply(リプライ)、repost(リポスト)することもありませんでした。その人は結局、誰とも交流することなく、数日間投稿を続け「blueskyは人がいないし反応がないからダメだ」と言い去っていきました。

この話を聞いて、どう思いましたか。

私はこう思いました。

今、blueskyにいる人たちは、相手がインフルエンサーか否かではなく、対等な立場で話ができる相手かどうか、人を見て判断できる人たちだ、と。

ネットは素晴らしい場所です。年齢も性別も人種も社会的地位も関係なく平等で、あらゆる要素を取っ払って話ができる。

「いや、そんなことはないぞ」と思われる人がいるかもしれません。インフルエンサーと一般人が平等なわけがないだろ、お前は何を言っているんだ、と。

しかし、私の前でそれらは意味をなさない。相手がインフルエンサーか否かではなく、その人がどのような人なのか、それだけが重要だと思います。そして、おそらく、blueskyには私と同じような考えを持つ人が多かった。

ですから、件の人はあまり相手にされることなく「なんで自分が一般人と同じ扱いなのだ」と怒り去ってしまったのでしょう。投稿の反応に関して、その人は他の人と違いがありませんでした。

blueskyでは、likeしてくれる人が多い。しかし、相手が有名人か否かはほとんど関係がありません。

もしかしたら、このような特徴がblueskyの平和につながっているのかもしれませんね。

私は、色々なsnsをやってきましたが、blueskyにいる人たちが最も好意的かつアクティブだったと感じています。次点でnostrも非常に良いコミュニティが形成されており、snsとして非常にお勧めできると思います。

つまり、今、snsをやるならblueskyかnostrが最も良い選択だと個人的に思っています。

blueskyは今までのsnsで一番楽しい。

では、それ以外のsnsとの違いはどういったところになるのでしょうか。

そして、その差はどのように形成されたのか。

snsでできることは同じなのに、コミュニティの空気が全然違うように感じています。

mastodon、当時の盛り上がり

私はmastodonの個人インスタンスを2017から立ち上げて運用を続けてきました。

ですから、当時の盛り上がりを知っています。

2017、たくさんの技術者がインスタンスを立てました。

この時は管理者同士のやり取りが非常に活発でした。

技術者が技術的な投稿を行うのがmastodon。そのような印象でした。

私もmastodonで色々な人と交流し、当時の最新技術でできることをすごく楽しんでいました。

twitterよりmastodonの方がよほど楽しかったというのが個人的な感想です。mastodonをいち早く触り始めて本当によかった。

ですが、mastodonは全体的に少し寂しいところだったと感じます。

例えば、公式アカウントへのreplyやlikeを見てみると、全体的な空気が違うように感じるのです。

空気の違い

言葉で言い表すのが難しい空気の違いがあります。

例えば、公式アカウントの投稿に付くlikeやreplyを見ると、両者は明らかに違います。数も違えば、内容も違います。blueskyは多くて明るい印象、mastodonは少し気難しく真面目な人が多い印象でした。どちらも一長一短、良いところもあれば悪いところもある。下記は最新の投稿の反応をまとめたものです。内容が異なるため単純に比較することはできませんが、いくつか遡って確認しています。

最新の投稿 repost like url
bluesky 2745 9666 link
mastodon 328 479 link

blueskyに住む人たちはとんでもなくアクティブで、今まで見てきたどのsnsよりもアクティブだと感じます。

なぜ、ここまでの違いが生まれたのか、私には分かりません。偶然的な要素もあるのかもしれない。

でも、なぜここまでの違いがあるのかは分かります。

これは、そこにいる人たちと、そして、意識の違いなのだろうと。

では、意識の違いとはなんなのでしょう。

例えば、私は、twitterに流れてきたイラストにlikeする気分になることは少なく、逆にblueskyはlikeする気分なることが多い。これらの違いは私の行動に影響を及ぼします。そして、これは私だけではないと思っています。

例えば、twitterとblueskyの両方にいる人を確認したところ、blueskyにいる時の方がアクティブな人がほとんどでした。というより、私が確認した全てのケースでblueskyの方がアクティブという結果でした。

新しいものにポジティブ

新しいものへのポジティブさも随分と違うなと感じています。

blueskyやnostrの人たちは、新しいものに対して、非常に積極的だと感じます。

この前、しずかなインターネットというサービスが始まった直後にblueskyの人たちがこぞってアカウントを作成しているのを見ました。

これも私の観測範囲になりますが、最も多く作成したのはblueskyの人たちでした。次がnostrで、mastodon, twitterではほとんど見かけませんでした。もちろん、あくまで個人体験なので、私の周りでの話になります。

したがって、単純比較するとtwitterの方が多いかもしれませんね。

ですが、単純比較はあまり意味がないと思っています。ポジティブな人が100人中何人なのか、その割合を知りたいとして、日本人の比率も、放置アカウント数、botアカウント数の比率も違いますから、統計をとるのが難しい。

したがって、あくまで所感ですが、blueskyには、新しいものにポジティブな人が多い印象があります。

楽しいを続けよう

つまり、私は今一番楽しいsnsであるblueskyをやっています。

でも、こんな話をすると、先のことを考える人がいるかもしれません。「そんなの今だけだ」と。

しかし、私にとって先の話は、あんまり重要じゃないのです。私にとって重要なのは、本質とそして今なのです。

そして、未来って今の先にあるとそう思うのです。

まずは本質の話をします。

例えば、blueskyというsnsの本質というのは、そおらく、blueskyの始まりに確定するような、そういった類のものなのかもしれません。blueskyが発足した理由、目的、理念などが今のblueskyの空気に影響を及ぼしていて、元を辿ると、そこが根本となっている、みたいな話です。

そうした本質が今のblueskyの空気につながっている。あるいはその出発点になっているのかもしれません。

最後に、今の話をします。

例えば、楽しい毎日を思い浮かべて日々を過ごすのと、絶望した将来を思い浮かべて日々を過ごすのとでは、未来は変わってくるのかな。

仮に全く同じ世界を2つ作り、片方を楽しいと思いながら日々を過ごした人の世界線、もう片方を希望なんてないと思いながら過ごした人の世界線にした場合、結果は変わるのでしょうか。

私は、2つの世界、2つの人生は違ったものになるだろうと思います。

blueskyはもっと楽しい場所になる、そう信じています。

私もなにか面白いものを作っていきたいな。

参考