2022-08-16 / @syui

make , figure

フィギュアを作った4-2

今回は、制作したものを評価する思考編です。

全体としての形

3作目までは全体としてのフィギュアの形がうまくありませんでした。全体的に各部位が大きかったのでバランスが悪かった。

今作(4作目)でようやく、全体としての形がうまくいったと思いました。

全体としての形とは、ぱっと見たときのバランスで決まります。3作目までは部位がそれぞれに大きすぎました。普通に粘土をこねていると、どうしても大きくなってしまいます。それをなんとか抑え、完成したものが4作目になります。これによって、全体としての形を作るまではある程度のコツが掴めたような気がしています。もちろん、細部はまだまだ甘いし、改善すべきところはあります。

塗装

では、次に解決していくべき課題は何でしょう。

私は、細部の作り込みとかではなく、もっと根本的な部分を改善していく必要があると思いました。

それは「塗り」です。

現在は最低限の道具しか持っておらず、アクリル絵の具でそのまま塗っているだけです。つまり、表面処理をしておらず、しかも水性塗料を使っています。油性塗料のほうがいいらしい。

実は、フィギュアを作ってみようと思い立ったとき、最初からうまく作れるとは思っておらず、あまり調べていません。最低限必要なものを揃えて自己流で思いつくままやっただけです。

4作目でようやくフィギュアらしい形ができたので、ここではじめて塗りを意識し始めることになりました。

塗りが良くない、と。

ですが、塗りに関して今まで気にしなかったのにも理由があります。

それは、形がまだまだなのに完璧に塗っても意味がないと考えたからです。

フィギュア製作に関しては、最初から完璧を目指すのではなく、少しずつ課題を見つけてクリアしていく方針でやっています。

そして、次の課題は塗りです。

これがうまくないと明らかに自作という感じで、市販のフィギュアっぽくありません。

どうせなら市販のフィギュアっぽいものを完成させたい。

表面処理とラッカー系塗料

調べてみると、塗りを良くするには表面処理と特殊な塗料が必要らしいというのがわかりました。

では、表面処理とは何を指すのでしょう。

表面処理は主に固める前と後で分けられます。

固める前は無水エタノールなどでなめらかにすること。固めた後はやすりなどで削ることです。

特殊な塗料はラッカー系塗料がおすすめらしい。ただ、体に悪くマスクと換気が必要とのこと。

ラッカー系塗料は水では溶けないので、水を使って筆や道具を洗うことは出来ません。使用して汚れた薄め液は、流し台に捨てたりせず、ティッシュや新聞紙に染み込ませるなどして「可燃ごみ」として処理しましょう。

https://yzphouse.com/toryou-rakka/

また、塗料はエアブラシなどで吹き付けるのがおすすめらしく、美少女フィギュアの塗装にはエアブラシによる塗装が必須という意見もあるようです。それくらいに違いが出てくるものなのでしょう。

最低限必要なものは以下だと思いました。

  • 無水エタノール

  • 紙やすり

  • ラッカー系塗料