2019-10-16 / @syui

dtm

7曲目を作った時の話

簡単にですけど、7曲目を作った時の話をもっと詳しく書いてみようという感じで、思い出せる限り書いていきたいと思います。

曲自体は、半日で作って、2,3日で調整しました。何度も聴いて違和感のある部分を修正する作業のほうが時間がかかりました。

何故かと言うと、そもそも違和感に気づくまでに時間をあける必要があるからだと思います。連続で聴いてると、何がいいのか悪いのかわからないことも多いのです。なので、完成してもとりあえず、1日は置いたほうがいいかもしれません。

ここからが実際の作曲の流れ。

まず、iosのmedlyで気になるテンプレを編集。適当にポチポチやって、ボカロ曲に使えそうな伴奏に作り変えます。ここで作ったやつは後にも編集するので、下書きみたいなものです。それをmidで保存し、macのstudio oneで読み込みます。なお、このmidでは楽器が選択できていない状態なので、それぞれに楽器を割り当てます。

次に、vocaloid editor 3でmidを読み込んで、自分なりに歌の部分を作ってみます。これは先程読み込んだ伴奏がモデルとなります。使えそうな部分を組み合わせたり、消したり、付け加えたり色々です。

できたーと思ったらそれを流してみて、なんか違うなーと。

ここで、少し放置します。好きな曲でも流してのんびりするか、新しい曲を聴いてみるなどしてました。そんな感じでやってたら、「あ、この曲のこの部分のブロックのイメージ、使えるかも」とひらめき!

そこで、windowsのwavetoneで抽出、使えそうな部分をvocaloid editorに乗っけてみることに。

流してみると、やっぱり使える気がするなーということで、それを伴奏に合うように組み替えていく。なお、この編集は最終的に、読み込んだブロックが原型を留めないまでに変化するのが常。

次に、サビの部分が物足りないなーということで、伴奏部分を編集することに。切り取ったり、貼り付けたりしてたら、間違えて、トラックの上にトラックをかぶせてしまったけど、これ使えるかもということで、採用。

歌詞については、適当に言葉を入れての再生を繰り返し。ピンとくる、つまり、聴いていて違和感ないような言葉を選んで当てはめる作業。

意味なんて通じなくてもOK!たとえ意味が通じていても、聴いていておかしかったりする部分、容赦なく変更します。逆に、意味が通じなくても、聴いていて自然な感じで聴けるのであればそっちのがいいんです。(あくまで個人の趣向)

ということで、私が作る曲の歌詞は基本的にめちゃめちゃで、特に意味はありません。聴いた人それぞれにそれぞれの意味を見つけていただければなと思います。

それを、初音ミクで出力合成して、完成!やったぜー!!

しかし、今回は、闇音レンリが歌うことになっているので、それを作らなければなりません。

これは、windowsのsynthvを使いました。そのまま出力すると、「っ」の部分が変なふうに聞こえるので、「ー」に変更しました。それで大体いけると思いますが、冒頭の歌詞がミクの場合と比べて、若干速い気がしたので、その部分のブロックの長短を変更。

synthvで出力して、audacityで闇音レンリの歌と伴奏を合成。これで完成だー!めでたしめでたし!!

…ではありません。

その後も地獄のような再生と編集(修正)が待っていました。それが終わったら次はmetadataですっ!

おしまい