病気についての認識
前提として私の価値観、特に医学系についての価値観を説明しとかないと、色々わけわからなさそうな気がするので、今回はそれについてちょっとだけ説明してみます。
まず医学と言うのは何でしょう。医学には、いろいろな分野がありますが、一般的には病気の治療学です。
では、病気と言うのはなんでしょう。
病気というのは色々ありますが、基本的には身体の機能の一部…だと私は考えています。
これについてもよくわからないと思うので、簡潔に説明します。
例えば、風邪というものがあります。風邪を病気と呼ぶかどうか解釈が分かれそうですが、ここでは風邪も病気に含めて考えます。
風邪の症状としては、熱が出たり、咳が出たり、だるかったりというものがあります。
仮にもし風邪にならなかったら、どうなるのかというと、これは結構危ないことになります。危ないというのは生存にとって危ないということです。想像してみれるとわかるかもしれませんが、もしいくら無理をしても、いくら体に負担をかけても風邪にならなければ、人間は限界を超えた時にぽっくりと死んでしまうでしょう。
つまり、病気は体の一つのセーフティーや警告の機能を有しているというような考え方です。これは人間の痛みを感じる機能に似ています。もし人間が痛みを全く感じなければ、割とすぐに死んでしまいます。危険や限界を察知できないというのは、一面から見ると生物の機能として劣っているのです。
もちろん、病気にも色々あります。感染症や生活習慣病など。よって、必ずしもそういうものだとも限りませんが、私は、このように考えている部分もあります。そして、癌などについても、正直な所、他にどうしようもないからああなってるのかなあとか思うところがあります。