存在の花

漫画の第二章を文章化

存在の花

プランは、アイが弱らせた第一位と第二位と死闘を繰り広げて、食ったためにパワーアップしていた。

アイとドライは、プランに敗北し、その敗北を繰り返すブラックホールの無限ループの陥る。

繰り返すたびに、その星には花が増えていく。

やがて、アイが洞穴に落ちていくときにも一面の花が広がっていた。

アイ「……」

花「もう一歩、動ける?」

アイ「……」

アイ「…足はもう動かない」

花「ゼンモードは?」

アイ「……」

アイ「…起動しない」

花「最後に一つだけ」

アイ「どうしたの?」

花「花は咲く?」

アイ「必ず」

アイ「すべての存在に」

花「私にその名をつけてくれたよね」

アイ「…存在の花?」

花「ありがとう」

花「ドライさんに、さよならと、伝えてくれる?」

アイ「…うん。伝えるよ」

むくり